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    〒811-3431 福岡県宗像市田熊4-2-6

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    (土曜日は15:30まで)

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    日曜日・祝日

がん検診を受けていますか?

当院で実施できるがん検診

令和2年の厚生労働省からの報告では、わが国の3大死因はがん・心疾患・老衰であり、その後は脳血管疾患と続きます。
がん死は最多であり全体の約3割にのぼります。

また2021年8月に発表された「国立がん研究センター」の統計では年間100万人ががんを発病し、その中の約40万人ががんで死亡しています。
日本人が一生のうちにがんと診断される確率は男性65.0%(2人に1人)女性50.2%(2人に1人)であり、がんで死亡する確率は男性26.7%(4人に1人)女性17.8%(6人に1人)といわれています。

早期発見・早期治療によりがんによる死亡はかなり防げます。症状のない時期に、定期的に検診を受けることが大切です。

がん罹患数の順位(2018年)

1位2位3位4位5位
総数 大腸 乳房 前立腺 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位・直腸6位
男性 前立腺 大腸 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位・直腸5位
女性 乳房 大腸 子宮 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸2位・直腸7位

出典 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)

がん死亡数の順位(2019年)

1位2位3位4位5位
男女計 大腸 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位・直腸7位
男性 大腸 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位・直腸7位
女性 大腸 膵臓 乳房 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位・直腸9位

出典 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計)

※順位表はがん情報サービスより抜粋

1)胃がん

胃がんの原因は主にピロリ菌です。
早期がんではほとんど症状はありませんが、進行すると嘔吐・貧血・体重減少・吐血などの症状が現れることがあります。

胃がん早期がんの写真
早期がん
胃がん早期がんの写真
早期がん
胃がん進行がんの写真
進行がん

検査方法:胃カメラ(上部消化管内視鏡)

胃カメラのイラスト

当院では、検査を受ける際の辛さを和らげるために「意識下鎮静法<ぼーっとする薬(鎮静剤)を使い、呼びかけに対して少し意識が残る>」で検査を受けることができます。

2)大腸がん

大腸がんは大腸(結腸・直腸)に発生するがんで、患者全体で一番多く、大腸を結腸と直腸に分けた場合でも結腸3位、直腸は6位です。
女性の中では1位の死亡数となります。

大腸がん早期がんの写真
早期がん
大腸がん進行がんの写真
進行がん

検査方法:便潜血検査

便潜血検査の写真

便の一部を採取し、目に見えないごくわずかの血液の有無を調べることができます。

3)肝臓がん

わが国の肝臓がんはB型もしくはC型肝炎ウイルスが原因の約90%を占めています。
また、脂肪肝(非アルコール性脂肪肝炎)が原因で発症するケースも増えています。

検査方法:超音波

超音波検査の写真

4)肺がん

全がんの中で、最も死亡数の多いがんです。喫煙者が肺がんになる危険性は、非喫煙者に比べ高く、喫煙本数や喫煙年数が増えるほどハイリスクとなります。

検査方法:胸部レントゲン

胸部レントゲンの写真

5)前立腺がん

男性の中では最も患者数が多いがんです。
早期の前立腺がんは、多くの場合自覚症状がありません。しかし、尿が出にくい・排尿の回数が多いなどの症状が出ることもあります。

検査方法:PSA(前立腺特異抗原)

血液検査の写真

血液検査でPSAを調べることにより早期発見が可能となっています。

6)乳がん

女性の中で最も患者数が多いがんです。
主な症状は乳房のしこりです。ほかには、乳房にえくぼやただれができる、左右の乳房の形が非対照になる、乳頭から分泌物が出る、などがあります。

検査方法:超音波

超音波検査の写真

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